1編 地域の地盤

第1章 概 説
1.1 研究の概要 1
1.1.1 はじめに 1
1.1.2 関西圏地盤情報ネットワーク 1
1.1.3 第4期研究の概要 3
1.1.4 まとめ 5
1.2 関西圏地盤調査情報データベース 7
1.2.1 関西圏地盤情報データベースの概要 7
1.2.2 奈良盆地のボーリングデータ 11
1.3 奈良盆地の概況 13
1.3.1 人 口 13
1.3.2 山 地 13
1.3.3 河 川 13
1.3.4 交通網 13

第2章 地盤のなりたち
2.1 概要 17
2.2 地形と地質 18
2.2.1 地形 18
2.2.2 大和高原から奈良盆地にかけての地質 18
2.3 奈良盆地の形成過程 24
2.3.1 日本海の開裂と奈良盆地?大和高原に分布する新生代層 24
2.3.2 大規模火砕流の噴出 24
2.3.3 大規模火砕流の噴出 24
2.3.4 木津川の北転−奈良盆地と大和高原の顕在化 25
2.3.5 薄い後期更新世から完新世堆積物 26
2.4 丘陵地域の地層構成 28
2.4.1 京阪奈地域 29
2.4.2 木津・加茂地域 29
2.4.3 生駒地域 30
2.4.4 大和郡山地域 30
2.4.5 奈良東縁地域 30
2.4.6 香芝・馬見地域 30
2.4.7 金剛山地東麓地域 31
2.4.8 大阪層群の地質構造 31
2.5 奈良盆地の災害史 33
2.5.1 風水害 33
2.5.2 地 震 35

第3章 遺 跡
3.1 遺跡概要 37
3.2 遺跡分布と遺跡における層序・花粉群集 41
3.2.1 遺跡分布 41
3.2.2 遺跡における層序・花粉群集 42
3.3 遺跡調査 48
3.3.1 埋蔵文化財 48
3.3.2 埋蔵文化財の保護 48
3.3.3 埋蔵文化財の価値の証明方法 48
3.3.4 埋蔵文化財保護と調査手法 48
3.3.5 埋蔵文化財の手続き 50
3.3.6 埋蔵文化財の被災状況 50
3.4 地盤遺跡の工学的性質と修復・保存 52
3.4.1 構造的特徴 52
3.4.2 物理的性質 53
3.4.3 透水性・保水性 54
3.4.4 強 度 55
3.4.5 地盤遺跡の修復・保全における地盤工学の役割 56
第4章 地域の地質
4.1 概 要 57
4.2 地質構成と分布 58
4.2.1 全体的な特徴 58
4.2.2 京都地盤から奈良地盤に 60
4.2.3 奈良盆地の南北断面図 61
4.2.4 奈良盆地中部〜南部の南北断面図 61
4.2.5 奈良盆地北部の東西断面図 63
4.2.6 局所的な地層の特徴について 64
4.2.7 奈良盆地南部の東西断面図 65
4.3 コア試料を用いた堆積年代の検討 66
4.3.1 コア試料の収集と検討 66

第5章 地域の土質
5.1 概 要 69
5.1.1 地盤概況 69
5.1.2 奈良盆地における主な建設工事 69
5.2 地域の地盤と土質 84
5.2.1 地域の地盤 84
5.2.2 地域の地盤特性 108

第6章 深部地盤構造
6.1 概 要 195
6.2 既往調査 195
6.2.1 反射法地震探査 195
6.2.2 ボーリング調査 200
6.2.3 微動探査 201
6.2.4 重力探査 202
6.3 地下構造モデル 203

第7章 地震動と地盤挙動
7.1 概 要 207
7.2 活断層・古地震 207
7.2.1 活断層の分布 207
7.2.2 活断層の調査 208
7.2.3 歴史地震 209
7.3 地震動 212
7.3.1 奈良県下の強震動観測点 212
7.3.2 2004年紀伊半島沖の地震 212
7.3.3 2013年淡路島の地震 213
7.3.4 地震動と地盤震動の特性 214
7.4 地震痕跡と液状化 216
7.4.1 液状化痕跡がある遺跡 216
7.4.2 地震による地盤の崩壊が見られる遺跡 217
7.4.3 液状化危険度の推定 220
7.4.4 液状化判定式の改定 223

第8章 地下水環境
8.1 地下水の流況 227
8.1.1 水文地質の概況 227
8.1.2 水収支 227
8.1.3 地下水の水温 228
8.1.4 地下水の利用状況と地下水位 228
8.2 地下水の水質 229
8.2.1 水質の特徴 229
8.2.2 地下水中の有害物質の検出状況 230
8.2.3 堆積物中の重金属等の濃度 231


2編 基準ボーリング

第1章 概 説 233
1.1 基準地盤情報と基準ボーリング 233
1.1.1 基準地盤情報 233
1.1.2 基準ボーリング 233
1.2 基準地盤情報と地盤情報データベース 234
1.2.1 地盤情報データベースの課題 234
1.2.2 地盤情報データベースの質的向上 234

第2章 KG-R橿原北基準ボーリング
2.1 概 要 235
2.1.1 調査内容 235
2.1.2 ボーリング柱状図 235
2.2 地質分析 237
2.2.1 肉眼観察 237
2.2.2 土色測定 237
2.2.3 火山灰分析 237
2.2.4 花粉分析 239
2.2.5 OSL年代測定 240
2.3 土質試験 243
2.3.1 サンプリング試料押出し時の性状測定 243
2.3.2 土質特性 243
2.4 PS検層 245
2.4.1 P波速度とS波速度の深度分布 245
2.4.2 S波速度とN値の関係 246
2.5 動的試験 247

第3章 その他の基準ボーリング
3.1 吐田(はんだ)ボーリング 249
3.2 大和郡山市井戸野町での調査 249
3.3 奈良市今市町地区での調査 249
3.4 川西町から田原本町付近における14C年代 250
3.5 広陵観測井 252