第1章 概 説
1.1 研究の概要 1
1.1.1 はじめに 1
1.1.2 関西圏地盤情報ネットワーク 1
1.1.3 第5期研究の概要 3
1.1.4 まとめ 4
1.2 関西圏地盤調査情報データベース 6
1.2.1 関西圏地盤情報データベースの概要 6
1.2.2 京都南部地域および木津川周辺のボーリングデータ 10

第2章 地盤のなりたち
2.1 概要 13
2.2 地形と地質 15
2.2.1 地形 15
2.2.2 地質 16
2.3 地層構成と地質構造 16
2.4 三川合流部 18

第3章 地域の地質
3.1 概 要 19
3.2 各地域の特徴 20
3.3 地域毎のまとめ 28

第4章 地域の土質
4.1 概 要 31
4.1.1 地盤概況 31
4.1.2 京都南部地域と木津川周辺の主な建設工事 31
4.2 地域の地盤と土質 36
4.2.1 地域の地盤 36
4.2.2 地域の地盤特性 45

第5章 深部地盤構造
5.1 概 要 79
5.2 反射法地震探査 79
5.2.1 既往探査の概要 79
5.2.2 地質解釈について 80
5.2.3 地質解釈結果 81
5.3 重力探査 83
5.4 深部地質構造の特徴 84

第6章 地震と地盤挙動
6.1 概 要 89
6.1.1 過去の京都南部(山城)を襲った地震 89
6.1.2 被害地震の特徴 89
6.1.3 液状化噴砂跡と発生年代 90
6.2 地震動 93
6.2.1 近年発生した地震と想定される地震 93
6.2.2 京都府南部の強震動観測点 93
6.2.3 2018年大阪北部の地震 93
6.2.4 2004年紀伊半島南東沖の地震 95
6.2.5 京都府南部地域の地盤震動特性と地震動 95
6.3 液状化予測 97
6.3.1 液状化予測式 97
6.3.2 ボーリングデータによる液状化危険度の評価 99
6.3.3 今後の課題 99

第7章 木津川周辺の地盤災害
7.1 概要 101
7.1.1 流域地盤の特徴 101
7.1.2 過去の水害 101
7.2 2017年10月台風21号による被害状況調査と対策工 102
7.2.1 木津川右岸6.0k付近(佐山地区) 103
7.2.2 木津川左岸5.6k付近(上津屋地区) 104
7.2.3 被害の特徴 105
7.2.4 対策工の選定と施工 105

第8章 八幡市上津屋周辺地盤の漏水災害の検討 107
8.1 概 要 107
8.1.1 調査内容 107
8.2 ボーリング調査 109
8.3 RIコーン貫入試験 114
8.4 表面波探査・牽引式電気探査 117
8.4.1 調査位置 117
8.4.2 調査方法 117
8.4.3 調査結果 118
8.5 地下水位の観測 123
8.5.1 調査位置と仕様 123
8.5.2 地下水位観測記録 123
8.5.3 2020年10月10日の状況 123
8.5.4 花粉分析 125
8.6 多点温度検層 127
8.6.1 多点温度検層の原理及び解析方法 127
8.6.2 KD-1で実施した多点温度検層結果 127
8.6.3 自噴井戸で実施した多点温度検層結果 128
8.6.4 自噴井戸での地下水位及び地下水温観測結果 129
8.7 基盤漏水メカニズムの検討 130
8.7.1 地盤モデルの作成 130
8.7.2 飽和定常浸透解析 133
8.7.3 広域的地下水浸透挙動 133
8.7.4 広局所的地下水浸透挙動 136
8.7.5 木津川左岸における基盤漏水メカニズム 138

第9章 河川堤防の被災・調査・対策事例
9.1 概 要 141
9.1.1 災害時の気象状況 141
9.2 淀川本川の被災事例 142
9.2.1 右岸28.2kの位置における変状状況について 142
9.2.2 142
9.2.3 再現解析 143
9.2.4 対策工について 144
9.3 淀川の被災事例(芥川の堤防変状) 145
9.3.1 変状発生の経緯 145
9.3.2 変状箇所の状況調査や土質試験結果 145
9.3.3 降雨や河川水位状況 146
9.3.4 変状のメカニズム 1465
9.4 147
9.4.1 被災状況と平面分布(木津川) 147
9.4.2 被災箇所での調査および地質地形状況(木津川) 147
9.4.3 被災時の降雨・河川水位状況(木津川) 148
9.4.4 被災のメカニズム 148
9.4.5 対策工について 148
9.5 宇治川の出水被害事例 149
9.5.1 被災状況と平面分布について 149
9.5.2 地質・地形状況 150
9.5.3 河川の水位状況 150
9.5.4 再現解析 150
9.5.5 対策工について 151
9.6 桂川の出水被害事例 152
9.6.1 被災状況と被災箇所の位置 152
9.6.2 被災箇所の地質 152
9.6.3 河川水位の状況 153
9.6.4 被災のメカニズム(浸透流解析結果) 153
9.6.5 対策工について 153